2013年4月8日月曜日

習慣

こんにちは。F脇です。
前回の投稿で、私が昨年の秋までウズベキスタンにいたことをお話ししましたが、
多くの方が「4年も住んでいたんだったら、現地の言葉はペラペラでしょう」と
おっしゃいます。
で、その答え。。。「全く、話せません!」
私がいた職場は日本語オンリーで、現地の優秀なスタッフや学生が
常に通訳をしてくれる状態だったので、すっかり それに甘えておりました。
やはり、言葉は習慣的に使わないとダメですね。
机で勉強しても(あ、それすらも しませんでしたが)、
何度も使わないと覚えられないものです。

ちなみに、ウズベキスタンの公用語はウズベク語。
旧ソ連圏なので、ロシア語も公用語みたいなものです
地方はタジク語話者も多く、その他いろいろ多言語国家です。

で、現地語を全く習得しなかった私でも身に付いた表現があります。
それは、くしゃみをした時の表現。
ウズベキスタンでは、誰かが くしゃみをすると周りの人が「お大事に!」と
言います。
ウズベク語・・・「そぉ~ ぼりん!」
ロシア語・・・「ぶっち ずだろ~ば!」
くしゃみが聞こえたら、その人が何語話者かによって使い分けます。
で、私の職場はウズベク語話者が圧倒的に多かったので、
ウズベク語の「そぉ~ ぼりん!」がすっかり習慣に。

ウズベキスタンは砂漠のような気候で、非常に乾燥しています。
夏は気温が50℃近くまで上がる日もありますが、
湿度が低いので、家の中にいれば しのげます。
(冬はマイナス20℃ぐらいまで下がります)
ですが、非常に ほこりっぽいので、日本にいる時と比べて くしゃみは倍増。
「くしょん!」「そぉ~ ぼりん!」「らふまっと(ありがとうの意味)」
という会話を一日に何回繰り返したことでしょう。。。

で、その結果。
習慣っておそろしいものですね。
忘れたと思っていたのですが。。。

私のお師匠さん、T女史がいろいろ教えてくださっている時に「くしゅん!」
思わず「そぉ。。。」
その時は、なんとか言葉を飲み込み、変な奴と思われずに済んだのですが、
いつも誰かが くしゃみをすると、
胸の内で「そぉ~ ぼりん!」と叫んでいる私がいます。。。

そんな私の熱い思いをよそに、
周りの皆様は 今日も くしゃみにかまうことなく、
パソコンの画面を食い入るように見つめ、
懸命にキーボードを叩き続けているのでした。。。

OP F脇

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