2019年3月18日月曜日

ケサランパサラン



突然ですが、皆さんは『ケサランパサラン』をご存知だろうか?


私が知ったのはつい数日前。夜ご飯を食べながら
「今日、庭掃除してたらケサランパサランがあってねぇ~」
と普通に話し続ける母を
「ちょ、ちょっと待って。何?その楽しげな響きの言葉??」
と引き止める。
「え、知らないの?」と知ってるのが さも当たり前かのような母。
いやいや、知りませんから。何ですの、それ???

母曰く、タンポポの綿毛を大きくしたようなもので
フワフワ〜と飛んでくるとか。
が、そんなザックリ説明じゃ、ちっとも分からん!
ということで手近にあった電子辞書で調べてみた。


(以下、現代カタカナ語辞典より)
空中を浮遊、地上に落下してくる
謎のふわふわした毛玉のような物体。
江戸時代からの民間伝承で一種の生物との説もあり、
タンスの奥にしまって餌におしろいを与えると
幸せを呼ぶとも伝えられている。
タンポポ類の植物の種子と見る専門家が多い。
色は白がほとんどだが灰色の毛玉のようなものもある。


調べて、ますます「何じゃ、そりゃ???」の私。
タンスの奥にしまって餌におしろい、って。。。

小学生の頃、国語の教科書に載ってた宮沢賢治の短編。
その中に出てきたクラムボンという言葉の意味を
必死に調べたときのことを思い出した。
そして、教科書の後ろに
【クラムボン:作者が作った言葉。意味はよく分からない】
とあるのを見つけた時に感じた「何じゃ、そりゃ?!」
あれに近い感覚。

なんとなくモヤモヤ感は残りつつも、
『世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいなのね』
『摩訶不思議なものの存在も楽しめということなのね』
無理やり自分を納得させ、拾ったという その実物を
写メろうと思ったら そこで母から決定的な一言。
「これが本当にケサランパサランなのかは分からないんだけどね」

何度目かの「何じゃ、そりゃー!!」を叫びそうになった私でした。



OP Y野

0 件のコメント:

コメントを投稿

お知らせ

マコセ社員blogを見て頂き、ありがとうございます。 2021年4月1日から下記へblogを移行しました。 https://e-macose.jp/blog/