今日から五月にはいり、世間はGWまっただ中。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
先日社内にて中尾課長によるグリーフ研修がありました。 私はマコセに入社して約2年、恥ずかしながら初めて研修に参加させていただきました。
それまで、グリーフとは悲しみの中にいる遺族の話を聴いて悲しみをやわらげるもの?と、薄っぺらく理解していました。が、もちろん違いました…
初めてグリーフとは正反対の言葉があることを知り、 それがモーニングという言葉。私にとってとても興味深い言葉でした。
グリーフとは大切な人や物を失った後に一定の期間続くさまざまな心と身体の反応のこと、を意味し、モーニングとはこの逆で、悲しみの中で心のふたがひらくこと、周りの人に気持ちを共有してもらったときのことを意味するのだそうです。
この話をきいて思い出したことがありました。
大好きだった祖母を亡くし、中学生だった私は誰かにこの悲しみを話せば心が軽くなるなんて思ってもおらず、悲しみは胸にしまって、一ヶ月くらい時間がたったころに現れたのが聞き上手な親戚のおばさんでした。
否定もせず、私の話すペースに合わせて話を聴いてくれて、それまで思い詰めて苦しかった心が軽くなっただけでなく、安心したのか満ち足りた思いになったことを覚えています。
誰かに話をすること、訊きだそうとするのではなく、寄り添うことが大事‥。
そのおばさんはまさに私に寄り添ってくれていたんだな、と今になって思います。
もし、悲しい思いをしている人がいたらそっと寄り添えるような女性になりたいです。
中尾課長、研修ありがとうございました!
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