2020年6月15日月曜日

あなたは誰かの宝物


先日別のところで紹介したのですが、今 娘がはまっている絵本があります。
その名は「たからもののあなた」。


【あらすじ】はというと、

お母さんは いつも忙しい。朝はぱたぱた。幼稚園には駆け足で行く。
「幼稚園が終わった後はお友達の●ちゃんの家に遊びに行くから、そこに迎えに来てね」と話したら、お友達の家に迎えにきてくれたのは おばあちゃん。
おばあちゃんとご飯を食べて、お風呂に入って、寝て…

朝 お母さんの寝室をのぞいたら、まだ寝ているので 「そうだ、お母さんに朝ご飯を準備してあげよう!」と張り切ったものの、冷蔵庫から牛乳を落とす。

「お母さんはどうして私と一緒にいてくれないの?」と、ついに淋しさが爆発して大号泣する。でも、お母さんはお仕事の時も いつもあなたのことを考えているのよ。
あなたはお母さんの大切な宝物なのよ。それからは毎朝 ぎゅーっと抱きしめて[大好き]を伝える。

という話。



娘は、毎晩寝る前に「これ読んで」。朝はこの本を胸に抱いて起きてきて「これ、読んで」。早いもので4歳になり「お母さん、お仕事遅刻するよ」なんて心配までしてくれる娘。何も私に訴えてこないが、小さいなりに、いろんなことを考えて頑張っているのだろうと思う母です。


そして、その母親4年生の私を子供よりもっと深く思ってくれるのが、母歴●十年の私の母。1ヵ月に何度小包が来るのだろうと思うほど野菜だ、肉だ、孫のお菓子だと届く。

そして、さらにまた想いの深さで上をいくのが私のおばあちゃん。御年89歳。
帰るたびに煮しめだ、赤飯だ、日持ちする酢玉子だと作ってお店さながらに綺麗なパックにいれて幾つも持たせてくれる。「そんなにいらないよ、大丈夫だよ」と言うのだが、おばあちゃんは私に食べさせるためだけに作っているのではないのです。


・私が舅や姑のところにおかずを持っていけば、可愛がってもらえるから。
・私が帰ってから台所に立って料理をしなくていいから。
・日持ちするものがあれば、旦那さんに弁当を作るときに楽だから。


いろんなことを考えて、大量のおかずを持たせてくれます。愛情が深すぎて、本当はおばあちゃんと一緒に住んで恩返ししたいくらい。うちの子は私の宝だが、私は母の宝であり、母は祖母の宝でもある… 愛情は連鎖しているのですね。しみじみ…。


OP  N園

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