私事で恐縮ですが。
去る11月1日の未明に、祖父が95歳にて他界しました。
過去に会社のブログにも書いたことのある、アウトドア派の祖父です。
家族で霧島登山をした際、革靴にもかかわらず頂上に一番乗りした
とんでもない脚力の持ち主だった祖父でしたが、
寄る年波には勝てず、1年足らずの間に4回入院。
体力が徐々に落ちていきました。
亡くなる数日前に血圧がかなり低下し、「いつ亡くなっても
おかしくない状況」という主治医の先生のお言葉もあり、
覚悟はできていました。
が、もの思いにふける時間があったのはここまででした。
1日 8時半からの打ち合わせに同席し、当日通夜に決まったため
準備で走り回ることとなります。
孫が5人いる中、準備段階から動けたのは たまたま休みだった私だけ。
私だけ独り者で好き勝手していて、過去に「お前はいつ結婚するんだ?」
的な言葉も言われましたが、逆にそれが幸いして動けた訳ですから
皮肉なものです。
しかし、葬儀の準備が進む中で、普段自分がしている仕事について
改めて考えさせられることが多々ありました。
電話の向こうにいらっしゃる ご遺族様や、
葬儀の準備を急ピッチで進めている葬儀ご担当様に喜んでいただけるよう
より一層精進してまいりたいと思います。
祖父母の中で一番長生きしてくれた じいちゃん、ありがとう。
今頃は つわ採りを目いっぱい楽しんで、爪が真っ黒になるのも
気にせず、皮をむいているかな…。
OP・E
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