朝晩めっきり寒くなってきましたね!
そろそろ布団を出るのに一苦労する季節がやってくるのだなあと思うと少し憂鬱です。。
けれど、この寒さも私の実家のある伊佐市よりはぐんとマシ。
先日、帰省をした際には、朝ガクガク震えるくらい寒くて驚きました。
夏はあんなに暑くてたまらないのに…
(ただ、この寒暖差が毎年の稲の実りにつながるのだと思えば文句も言えません)
さて、帰省の折、用事を済ませた後、祖母が入院している病院へ。
米寿を迎えたばかりの祖母は、痛いところや悪くしているところはあまりないようなのですが、今は夢と現を行き来しているような状態で、瞼を開くのも難しいみたいです。
私が顔を見に行った時は、幸運にも意識がしっかりしていて、「来たんやあ」と笑ってくれました。
そして「これから仕事ね?」と。
祖母自身がいつどこにいるのかは定かではなかったのかもしれません。
私が「うん、今日はお休みだけど、明日は仕事だよ」と返事をすると
「そうねえ。よかったねえ。働けるところがあるというのはありがたいことじゃっでねえ」
とまたぽつり。
そうして眠気に抗えないかのようにまた目をつむってしまいました。
「また来るねえ」と耳元で声をかけて帰ってきたのですが、私はハッとしてしまいました。
うつらうつらとしている中にあっても、祖母の心には「働かせてもらえるのはありがたいこと」だという価値観が根付いてるということ。
そして、まさに「働く場所を与えてもらっていることが、どんなにありがたいことか」ということ。
思えば祖母は、家族のためにどんな仕事もいとわずやってきた人だったのでした。
私も、心から誇りに思える仕事ができる環境に慣れることなく、一日一日を精一杯頑張ろうと改めて感じました。
次、ばあちゃんに会えるのはいつでしょうか。
なるべく近くで、また帰省をしようと思います。
また「来たんねえ」って笑ってくれたら良いなあ。
サポートN
※偶然おばあちゃんとの話のブログが続いてしまいました!
サポートには「おばあちゃんっ子」が多いのかもしれません!?
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