今日うかがった取材の中に、こんなお話がありました。
お父さんが亡くなったショックが大きくて、アルツハイマーを患うようになったお母さん。
最近では
ご家族の顔やお名前さえ出てこなかったようですが、
雨が降ると、いつのまにか いなくなって
傘を持ってバス停に立っておられたそうです。
娘さんの数は3人。
お母さんが手にしていた傘の数も3本。
病気になっても「子ども達を迎えに行かなくちゃ」という愛情が
お母さんを突き動かしていらっしゃったんですね。
自分の母がもし・・・と考えるだけで、涙が出ます。
うちの母は「ひざに水がたまって足が痛い」とぼやいていますが、
私はずっと忙しさにかまけて聞こえないふりをしていました。
昨日たまたま『花かごしま2011』という催しのチケットをいただいたので
一緒に出かけ、しんどそうに歩くのを見て随分反省しました。
ついでに
「痒いと思って、小指を耳に入れたら鼓膜がやぶけた」とも言いました。
なんじゃそりゃ!?です。
心配すぎて腹が立つ・・・
わがままな二女は、とにかく腹が立って仕方がありません。
元気でいてもらわなきゃ困る。これが本音です。
同じ市内に住むとは言え、なかなか顔を見せない私に
「元気でいればいいのよ」という母を
もう少し大事にしようと思った一日でした。
※が、しかし、その後ちゃっかり母に飯を炊かせ、
大量のおにぎりを握ってもらい、
「非常食」と称して冷凍庫に放り込むあたり
私の反省も持って三日が限界かな・・・
お礼状制作部 森田
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