2011年5月5日木曜日

日々刻々と

ある日の休日 外を歩いていたら、マンションのベランダで

悠々と泳ぐ鯉のぼりを見付け、思わず笑みが

こぼれました。

薫風を切って、天にも届きそうな真鯉と緋鯉。

父の仕事の都合で転勤族だった私たち家族は マンション

暮らしが長く、その為 我が家に飾られていた 鯉のぼりも、

随分 コンパクトだったことを思い出しました。

ベランダで揺れる鯉のぼりを誇らしく見上げていた あの頃…

毎年 この季節になれば、遠い日の懐かしい情景がまぶたに

広がり、確かに時が流れていることを実感します。



躑躅(つつじ)のじゅうたんが街を彩る、4~5月。

躑躅(つつじ)という漢語は、「てきちょく」とも

読むそうです。

足踏みしたり、足を止めて立ち止まったり…。

歩行の進まない状態を表す言葉だそう。

その昔 羊がつつじを食べたところ、躑躅して死んでしまったので

こう呼ぶようになったのだとか。

また 咲き誇る美しい姿の見事さに、足を止めてしまう花だとも

言えるかも知れません。慌ただしく過ぎていくなか

ふと立ち止まらせてくれる存在は、忘れていた大切な

何かを気付かせてくれます。


写真は花の名前は分からないのですが、

綺麗だなぁ…と思いカメラのシャッターを押しました。

御存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい(*^_^*)


                     op 樋原





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