日本列島南端といえど 今年の冬は例年に比べて厳しかった…と思いませんか?
つい一週間前までは、もこもこのダウンジャケットの内側にインナー4枚、
マフラーに耳当て姿で出社しては 季節外れ感をかもしだしていた深ですが
最近ようやく人並みの格好で出勤できるようになりました。
自分はちょっと人より体感温度が低すぎるのではないか、と疑っています。
でも平熱は36.6度で わりと平均的です。
そんな私の上をゆくうちの猫達。
ストーブに火をつければ特等席を陣取り、テレビをつければ上に乗って暖をとり、風呂をわかせばフタに寝転びサウナを楽しみ、
毛皮の存在意義は何処?
と問いたくなる行動を繰り返しております。
これぞまさにお殿様生活。
どけるにどけられず
「人間のほうが絶対さむいって!」
と文句を言えば
といった姑息な表情で撃退されます。どうにも連敗続きです。
それでも、この小さく勝手気ままな生き物たちに 日頃の疲れを癒やして
もらっているのも事実。14年間一緒にいたのに何もしてあげられなかった
前の猫とら のぶんも、可愛がってあげたいです。
お礼状の取材をさせて頂いていると、時々 故人様が飼っていらっしゃった
動物のエピソードに触れることもあります。
猫や犬、小鳥やうさぎ、馬、牛、ちょっと珍しいのはフェレットやフクロウ。
近所の野良猫を放っておけず世話をしていたお母さん、
我が子のように可愛がって毎晩 飼い犬と一緒に寝ていたというお父さん、
ばんえい馬として育てた馬を人手に渡したものの 気になって気になって
レースがあるたびにこっそり様子を見に行っていたというおじいちゃん・・・
人の命と 動物の命、その重さは比べるまでもないことかもしれませんが
生活を共にしている人にとっては動物もまぎれもない『家族』です。
お礼状の文章の中では その繋がりに重点を置くことはできないけれど、
そんな温かい絆に触れたときは、嬉しくなって、共感しつつ、そっと
胸にしまっています。
限られた文章内で その人が歩まれた一生をすべて表すのは難しいこと
ですが、大切なことに耳をすませ目をこらして、これからも故人様だけの
1枚をご家族にお届けしていきたいと思います。
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