私が最近、はじめた「鹿児島便り」。
大学時代の親友に送る週1回のメールです。
返事は彼女ではなく、彼女のお母さんから届きます。
「私、病気だって」
双子の出産を控え、一番幸せなはずの友達が
「どうしよう」と泣きながら電話をかけてきた日から4年。
「誰にも言えない」と話した時の声を忘れられず、
他の友人の結婚式があろうが、同窓会があろうが
私は秘密を守ってきました。
元気じゃないことを知っているのに「元気?」と
聞くことはできず、普段の忙しさにかまけて
年に数度しか連絡していなかった私。
今年に入り、もう話をすることも
メールを打つことも難しくなっていることを知り
とても後悔しています。
お金よりもプレゼントよりも「気持ち」を。
そう思い、大学時代のクラスメート全員
(といってもうちの学科は20人ですが^^;;)から
メッセージと写真を集めるつもりです。
みんなが同じ時間を過ごす毎日に終止符をうち
全国津々浦々で、それぞれの道を歩み約10年。
涙したり、笑ったりしながら
心を元気にしてもらえる作品になるよう
怠け者の私が、今回ばかりは頑張りたいと思います。
そして、毎日接するお礼状も同じ。
取材を通して家族の一員となり、私自身も泣いたり、笑ったり・・
同じ気持ちになって、いつまでもご遺族の心をぬくもりで包む
一枚にしたいと思います。
取違
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