お礼状を作るという仕事は、毎日それと向き合うこと
なのですが、必ずしも悲しい旅立ちばかりではありません。
なが〜く生きられたおじいちゃんには、「よくここまで
頑張れたな」と、息子さんからのねぎらいの言葉があり、
痛い思いをして病気と闘っていたご主人には、安らかな
表情を見て安堵した奥様からの「もう楽になれたのよね」
という、優しい問いかけがあります。
こんな風に、悲しみのなかにもどこか温もりに満ちた
最期を迎えられるのは、その方が与えられた時間を精一杯
生きてきたからなのかもしれません。
私にもいつか訪れる“この日”が悔いのないものとなるよう
全力で走っていたいと思う毎日です。
shino
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