声をかけられる取●です。
この前はコインランドリーにいたら
管理者のおじさんが現れ、「おくさんにあげるから」と
じゃがいもと玉ねぎとトマトをくれました。
その次は
電車の中でとてもダンディなおじいさんから
「おくさん、こちらにどうぞ」と隣の席を勧められました。
ダンディおじいさん「お子さんはいくつ?」
私(ん!?)「いないんです」
ダンディおじいさん「そう。早いほうがいいよ。
ご主人は今の時間はお勤めかな?」
私「そうですね」(こうなったら、もう嘘をついてみた)
おじいさんは、その日病院で胃癌だと告知されたそうです。
(そんな重大事実を初対面の私に!?)とかなり驚きましたが、
どうやらなぜか私を看護婦だと勘違いした模様・・・。
病院での対応がすごく事務的で、不快感を抱いたそうです。
「私にとっては重大な人生の問題なのにね、
みんな仕事として淡々と処理しているだけで心が感じられない。
いい病院はないかなって探しているんです」
と言っていました。
隣にはセレブな奥様もいたんだけど、奥様は終始無言だった。
この話を聞いて、私も取材中にあれもしなきゃこれもしなきゃ。
これ何時までにしなきゃと目の前の仕事に追われて、
心ここにあらずな時があるなぁ。そしてそれは、
少なからず相手に伝わっているのかもしれないと感じ、反省しました。
おじいさんとは家が近く「また、お目にかかったらお話ししましょう」と
お別れしました。納得のいく病院で治療ができますように・・・。
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