2012年11月1日木曜日

オリジナル礼状との出会い

マコセに入社して、早6年と11ヶ月となりました、オペレーター正田です。
思えば、これまで数えきれないほどのご遺族様に取材をさせて頂き、
本当に沢山のお礼状の文章を作らせていただきました。
最初の頃は、友人・知人にどんな仕事をしているの?と聞かれても
うまく説明できませんでしたが、最近では
「あーあのお礼状。私もこの間もらったよ」と
何を説明せずともわかってもらえるほどです。
_(._.)_ ありがたや…。

ところで私とマコセの商品との出会いは(その時はパネルでしたが…)
実は入社よりも数年さかのぼります。
前の会社でお世話になっていた方が長い闘病を経て亡くなり、
お通夜に参列した時のこと。受付を済ませて会場に入ろうとした時、
入口付近に畳1畳分くらいのパネルが2枚並んでいました。
亡くなった方の若い頃からのお写真と、そして 偲ぶ文章。
数行読んだだけで、もうダメでした。
その文章が引き金になって、故人との思い出が次から次に溢れて
涙も止まらなくなってしまいました。

なぜもっとお見舞いに行かなかったんだろう…
入院中、仕事場に会いにきてくれた時 なぜもっと話せなかったんだろう…
浮かんでくるのはいいことばかりではありません。
感謝も後悔も、何もかもがない交ぜになって感情が爆発してしまいました。
しゃくりあげて泣いたのは、小さい頃以来だった気がします。
恥ずかしながら、それまでは仕事の延長、お付き合い…くらいの気持ちで
淡淡と参列していた私。あの時、オリジナル文章があったからこそ
心からお別れをすることが出来たのだと思っています。

それから数年後、前の会社を辞めてマコセの面接をうけた時、
見せられたのが、オリジナル会葬礼状やパネル…。
ああこれだったんだ、と思いました。
この仕事にはもしかしたら、今は亡きUさんが引き合わせてくれた
ものなのかも知れません。そんな気持ちで これからも初心を忘れず
取り組んでいきたいと思います。
長文乱筆失礼しました。








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