2011年4月2日土曜日

終わらない震災

高校を卒業すると、私は故郷を離れて
長崎県の大学に進学しました。
明け方、父の車に荷物を積み込み
当時母が入院していた(←転倒して両膝骨折で・・)
病院にお別れを告げに行って、いざ出発。
田舎を離れる時は、寂しさと不安で胸がいっぱいになり
運転席の父に見つからないよう泣きました。

しかし、入学式を終えて父が長崎を離れると
心はウキウキ。
同じ大学に進学した友達がいなかったため
学校に行くことは億劫でしたが
六畳一間の小さなお城は、すぐにお気に入りの
場所となりました♪
以来、ホームシック知らず!!
心配する親から電話が来ても「楽しい」「こっちが良い」と
あっけらかんとしていたことを覚えています。

そんなある日、地震がきました。
きっと震度3程度のものだったと思います。
私の住むマンションはワンフロア2世帯の8階建て
という細長い建物だったため、7階に住んでいた私の
部屋は大きく揺れたように感じました。
どのくらい揺れていたのか、わかりませんが
わずかな時間に「このまま家族と会えなかったらどうしよう」
そんな思いが頭をよぎって、言い得ぬ恐怖におそわれました。

今もテレビやインターネットの速報で「震度4」という
文字を毎日のように目にします。
被災地の皆さんが どんな気持ちで毎日を過ごしているのか…
不安のない生活、心から笑える日々が一日も早く訪れるよう
祈っています。

オペレーター 鮎川

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