「取り留めのない話を聞いてくれて ありがとう」
取材の終わり、時折 葬家様より そういった
お言葉を頂くことがあります。
最後までちゃんとご遺族の話を聞けたな
気持ちをくみ取ることが出来たな…と実感でき、
私と電話の向こうにいるご遺族様の
心と心が繋がった時、「聞いてくれて ありがとう」と
言って頂けるような気がしております。
「ありがとうございました」と、受話器を握りながら
電話越しの相手へ、何度も頭を下げている人、
取材中 葬家様と一緒になって笑い、また大粒の涙を流しながら
発する言葉を一言も もらすまいと必死にペンを走らせる人…
世界にたった一つのオリジナル礼状が出来るまでには
様々なドラマがあり、バトンのごとく色々な人の手に渡っていき
仕上がります。
大切な人が健康で笑っていられること、
今を生きていること、明日がやってくる奇跡。
当たり前だと思っていたことに、しっかりと向き合い
そして感謝できる自分でありたい… そう思っております。
op 樋原
0 件のコメント:
コメントを投稿