故人様への募る想いを切々と語られる方、
数えきれないほどの思い出を大切にお話し下さる方…。
その内容は、まさに十人十色です。
最近 心に残っているのは、とある故人様の娘様より伺った
「母は私達が小さい頃はパン屋に勤めていて、香ばしいかおりと共に帰宅するのを
毎日心待ちにしていたんですよ」というエピソード。
日常のワンシーンを切り取った一言でしたが
聞いた瞬間に、頭の中にパンを焼いた時の豊かなかおりが広がり
故人様の優しい面影だけでなく、
ご家族様がどれだけお母様を愛していたのか
という気持ちまで手にとるように伝わってきました。
同時に、そんなさりげない場面までも記憶に留めている
娘様の感性にただただ感心するばかり。
「とても素敵なご家族様だなぁ」と心を和ませてしまいました。
礼状の取材というと、何か特別な思い出を語らなくちゃいけない
という先入観を持たれがちですが
ご家族様達が「見慣れた光景」と思っている部分であったり
まぶたの奥に残っている面影や
匂い、声色や言葉など、触れ合った時に抱いた感覚の中にも
その人らしさが息づいているように思います。
そして、取材時に「その人だからこそ発せられた言葉」を
引き出すことが出来たときに、この仕事の醍醐味を感じます。
そんな瞬間をよりたくさん迎えることができるよう
精進しなくては…と考える次第です。
話は変わりますが…昨日はひな祭りでしたね。
一昨日はオペの仲間達とひな祭り♪
昨日は我が家で、ちょっぴり ひな祭り気分を味わいました★
カルディで買ったこのワイン。
ほんのりピンクで桜が浮いてる、こじゃれたヤツです。
ジュースのように甘くて、味も最高!
まさに五感で楽しめる一本でした。
また買いにいこ。。。
九州新幹線全線開通を心待ちにしているオペレーター石堂でした。
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