早いもので、5月も下旬に差し掛かりました。
隣の席が新人さんというのもありますが、1日も早く仕事を覚えようと
頑張る新入社員の子達が困っているのを目にすると、つい声や手を出して
しまいます。(※最小限に留めています)
当の本人たちは先輩に迷惑をかけて申し訳ない、などと思っているの
でしょうが、最初は誰だって新人です。
避けて通れぬ道というやつですよ。
しかし、その一方で私はあの初々しさを一体どこへ置いてきて
しまったのかと、時折思わず振り返らずにはいられません。
良いものを作るために必要なことの1つは「知る・学ぶ」こと。
日本語の文法や語彙力なども勿論大事ですが、見聞を広めること・
いろいろ感じたことは自分の財産です。
プライベートで旅行の計画を立てると、そういう要素がいつも
しれっと含まれていて、自分でも不思議になってきます。
いわゆる工場見学も、意外と侮れません。
これまで、いろいろなところに行きました。
(行きたいと希望する私も私ですが、話に乗っかってくれる周囲の方々の
理解が大きい)
今年の3月に出かけた山梨・勝沼では いくつかのワイナリーをめぐり、
オフシーズンということもあってスタッフさんともじっくりお話をさせて
いただき、実に有意義な時間を過ごすことができました。
職種は違えど「いいものを作りたい」という観点においては同士だと
思うのです。
私が訪問した3月上旬のブドウ畑は、剪定後ということもあり木や枝のみ。
葉っぱは一枚たりとも見当たらない状況でした。が、半年も経てばブドウが
たわわに実り、豊穣という言葉がふさわしい光景が広がるのだとか。
とあるワイナリーオーナーの奥様は、ブドウが実っている時期の素晴らしさを
語ってくださいました。
その時、私はこう宣言してしまったのです。
「実際にこの目で見たいので、半年後に来ます!(*'ェ'*)ノ」と。
ええ、言ってしまったからには後に引けません。
女ですが、二言はありません。
この時 同伴して下さった方々が、もう楽しみにして下さっているんです!
というわけで。私、留まるところを知らない知的欲求を満たし、心の潤いを
求めて9月に数日留守にいたします。
Written by 家紋の鬼
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