2017年9月28日木曜日

たまには『母』らしい一面を…



こんにちは、挑まれたジャンケン勝負で息子を負かしてしまい大泣きされて
朝から疲労困憊だったI原です。
先日は夕飯の支度中に足りないものがあり、
息子を連れて自宅最寄りのコンビニに買い物に出ようとしたところ、
靴を履きかけたタイミングで「おしっこ」。
「おお、出かける前に言えた、偉い!」と「もっとはよ言わんかい!」の気持ちがせめぎ合う中
「じゃあしてきて」と玄関で待つこと1分、「うわーーーーーん!」とトイレから盛大な泣き声が。
何事かと驚いてトイレのドアを開けてみたら、
大きな水溜まりの中で立ち尽くして泣いている息子の姿があるではありませんか。
どうやらその時着ていたTシャツの裾を先っちょに引っかけたまま出てしまったもよう。
「あ!」と思うも止められず、濡れていく床やズボン、パンツを呆然と見下ろしながら泣き出したのは
彼の中の「上手にできるよ、お兄ちゃんだから」という幼い矜持が傷ついてしまったのだなぁ…、
と想像すると私も笑うに笑えず。
ささっと買い物して、帰ってきたらもうお風呂に入るだけだったのが、
まさかの全お着替えとトイレ掃除で「とほほ」と思いつつ
「大丈夫大丈夫、いつも上手にできるじゃない。次は大丈夫!」と息子と自分を慰めたひと時でした。


このところ、まさしく”日増し”に語彙を獲得し、どんどんおしゃべりが上手になっていく息子。
でもいまいち舌が回っていないのか、
「強い」が「ちよい」、「セミ」が「しみ」というふうに聞こえてしまうもので、
何を言っているのかうまく聞き取れないことも多々あります。
そのせいか、息子の話に返事をすると「違うよ!」とまず言われてしまいます。
よくよく聞いてみると違わないのですが…。
これは子供ながらに「ちゃんと聞いてくれ」というアピールなのか?と首を傾げつつも、
拙い言葉、表現力を精いっぱい使って何かを伝えようとする姿は胸に迫るものがあり、
たとえ話している内容が
「砂をたくさん運びたかったからズボンのポケットに入れた」というようなものであっても
「そうか−、すごいねー!」と頷かずにはいられないのでした(親バカというやつですね、ええ)。


もう少ししたらもっと言葉が上手になって、どんどん生意気なことも言うようになるのでしょうし、
そのうちに親には話したくないことも出てくるのでしょう。
何でも「聞いて聞いて!」と言ってくれる今が一番良い時かなぁ、と思いながらも
ついつい目先の忙しさにかまけて「はいはい、後でね」と流してしまいがちな私を
はたして息子はいつまで一番にしてくれるのか。
それはきっと、そんなに長い時間ではないでしょう。
毎日そばにいても気づかず見過ごしてしまう小さな変化を教えてくれる息子の言葉を
聞き逃さないよう、聞き流さないよう、
その歩みに寄り添っていきたいなーと思うのでした。



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