2013年9月18日水曜日

衝撃の再会

前記事のN嶺さんよりプレッシャーという名の重いバトンを渡されてしまいましたが、
最終走者H高が精一杯、今回の台湾旅行の面白さをお伝えしたいと思います。

さて、今回の旅で何が一番衝撃的だったかと言いますと…
タイトルにも書いている通り、それは「再会」。

異国の地で、いったい誰に再会したのか。
前回N嶺さんが書いた記事を思い出しつつ、お読みください。

その前に!N嶺さん、14日じゃなく、11日の朝ですよ~。
すっかり台湾のゆるやかな時間の流れにやられてしまったようです。
(時差は1時間ですが)

話は前回とかぶりますが、11日の朝に朝食を食べにホテルを出た私たち。
向かうは、永和豆漿大王という、豆乳スープと揚げパンで有名なお店。
N嶺さんは、タクシーのおじさんに美味しいお店だとおろされ、と簡潔に書いていましたが
実際は、上記のお店に行くことを予定していたのです。…
が!「現地の人、食べにくる。こっちも同じようなお店」と案内された
洪記豆漿大王」。ん?いきなり想定外の展開。
けど、問題なく美味しくいただき、大満足でお店をあとに♪

でもここ、一体どこ?
土地勘のない私たちはすぐにまた別のタクシーを探しました。
すると「どこいくのー?」と、一本、道路を挟んで少し離れたところから声が。
見ると、タクシーのおじさんが窓をあけてこちらを気にしてくれている。
しかも日本語!!これは乗るっきゃないでしょ!

以下、運転手さん(名は、高さんという)との会話文。
(きっちりとは覚えてないけど大体こんな流れ)

高さん「どこいくの?」
私たち「忠烈祠にいきたい!イケメンみたい!」
高さん「あーヂョンリェツーねー、まだ開いてないヨ!9時からだよー」
私たち「え!そうなの?どうしよう~」
高さん「お茶は?いいお店知ってるヨ。そこ、知り合い。日本語も通じるよ、案内する。
そのあと、ヂョンリェツー行けばいいよ」

おっと、いきなり怪しい展開…だけど、お茶、飲みたい。
高さん、日本が好きで何度も訪れているのだという。言うだけあって、
日本語はほぼぺらぺら。難しい単語も知っている。
少し警戒しつつも、乗り掛かった船、高さんの笑顔と言葉にほだされ
お茶屋さんへ行くことに。

お茶屋さんへつくと、早速、これまた日本語ぺらっぺらなおばちゃんが、
わんこそば並みに次から次へと、お茶をサービスしてくれる。
もちろん何も知らない観光客へ高いものを売りつけるためだろう、と疑いつつも
その美味しさに、我を忘れて飲みまくり、おばちゃんの「そんなに迷うなら安くする、
これもサービスよ、わかった、じゃあこうしよう」と必死な様子に、一瞬、家族皆の
呆れた表情が頭をよぎるが、最初に飲んだ「阿里山茶」のあまりに芳醇な香りと味が
私の心を揺さぶりまくり、ついに陥落。
お値段は、もしあれなときにあれなので、恥ずかしくて言えませんが
結構なお値段でした。それを、7つも買ってしまいました。あえてさらりと言いますよ。
某中華街では5倍の値段で売ってるらしいって、ほんとかなー?

でも私、この時、最高に自分に都合のいい、この行動を正当化できる言葉を思いついたんです。
「先の大震災のとき、台湾は200億もの義援金を寄付してくれたではないか!
たとえぼったくられていたとしても、お返しと思えばそんなの大した金じゃあない」(ドヤぁ!)

さて思い切った買い物をした後、また高さんにパイナップルケーキのお店につれていかれ
ちょうどいい時間になったころに、やっと、お目当ての忠烈祠へ。
衝撃の出会いまで、もうちょっとですよ。皆さん、ついてきてます?

忠烈祠にて、やっとここまで連れてきてくれたタクシーの運ちゃん、高さんとお別れ。
しかし!
高さん「わたし、次、予定あるから、ここでお別れ。だけど、他のタクシー紹介するよ」
えっ?!親切心なんだろうけど、なに勝手なことしてくれちゃってんの!
と、一同戸惑っていると…紹介されたタクシーの前に、まさかの人物。
あ、あれ?あなた、どこかで会った事ありますよね?

さて、聡明な読者の皆さんならもうお気づきでしょう。
ここまでで登場した人物はそう多くはありません。

そう!そこにいたのは。朝、洪記豆漿大王まで案内してくれた、
タクシーの運転手さんだったのです!!(えええーーーー!)

こんな、偶然ってある?!
だって、止まってるタクシーじゃなくて、走ってるタクシー止めたよね?
みんな、混乱。疑惑むくむく。でも、すぐ大笑いして、こんな奇跡って、ないよね。って、
結局その運転手さんにお世話になったのでした!
そして、よくよく聞くと、その人は、高さんの従兄弟だそう!
(2度目のえええーーーー!)

あまりに出来過ぎているので、高さん、ずっと私たちのこと狙ってたんじゃないの!
だとか実は今まで会った人たち、全員繋がっていて…とか(←すごく失礼ですが)
その日の晩にそのまま夜を明かす勢いで、携帯で「阿里山茶」「価格」、
「高さん」「台湾タクシー」などなど検索しまくり、嘘か真か判らない情報までも仕入れてしまい。
これ以外にもいろいろ疑い過ぎて後にN嶺さんより「疑いのH高」の二つ名を頂くほど、
一時は疑心暗鬼になりましたが…

振り返ってみると、どの日も楽しくて、何食べても美味しくて、人の優しさにもふれて…
涙が出るほど笑った、最高の旅となったのでした!!

書きたい事が多すぎて、殆ど文字だけになってしまいましたが、一枚だけ写真を。
これは、3日目に行った、台湾班1班N友さんお勧めのICE MONSTERの入り口。
どなたが書いたかわからない「ありがとう」の文字に、胸と目頭が熱くなりました。
本当に、本当にありがとう、台湾のみなさん。



そして最後に、この素晴らしい機会を与えてくださった五十嵐社長、寛子さん。
温かく見送ってくださったマコセの皆さま。私がいない分、頑張ってくださった方々…。
そして、家族に、改めてありがとうございました!!
(あ、ここまで飽きずに読んで下さった方も!)

0 件のコメント:

コメントを投稿

お知らせ

マコセ社員blogを見て頂き、ありがとうございます。 2021年4月1日から下記へblogを移行しました。 https://e-macose.jp/blog/