2017年11月27日月曜日

冬と共にやって来るもの

冬がぐんぐんと近づいているのを感じる今日この頃。
朝のバス停で吐く息の白さ
夜帰るときの星の数の多さ
色々な所に冬の足音を感じます。


そして
寒くなればなるほど増えるもの。

それは、我が家の庭の鳥たち!

暖かい時期は餌台にのせた固くなったご飯を食べにくるスズメたち
ばかりなのですが、寒くなると餌を求めて山からやってくるんでしょうか。
様々な種類の鳥たちがやって来ます。

通年でやってくるスズメ。日本国籍のスズメだからでしょうか、
やはりパンよりもご飯の方が好きなようです。

針金に通し、木の枝に吊るしてあるピーナッツを食べにくる
ヤマガラ、シジュウカラ。
ピーナッツの殻をつつき、穴を開け 中の実を取り出します。
あんなに激しくコンコンしてたら脳みそが揺れてしまうんじゃないかと
心配になるほどの音をたてます。
シジュウカラよりもヤマガラの方が穴を開けるのは得意なよう。
とても人懐っこく、吊るしているピーナッツが空になると、
窓ガラスをノックして催促してきます。
また、ピーナッツを手にのせ じっとしていると、そこから持っていくことも。
シジュウカラは全体的に慎重派が多いので、かなりの根気が必要です。
ただ、見た目は私は断然、シジュウカラの方が好き。
白黒のツートンカラーで胸の真ん中にネクタイのように黒いラインが
入っています。そのラインが太い方がオス、細いのがメス。
ヤマガラに対してシジュウカラを見ると、「シジュウカラさん」と
何故か「さん」付けで呼んでいます。

枝にさしたミカンが大好きなのはメジロとウグイス。
メジロはペア同士がとても仲が良く、時々相方の毛づくろいをしている所を
見かけます。他の鳥では、そんな光景は見たことありません。
大雪が降った寒い日には2羽がピッタリくっついて暖をとっていました。
メジロはミカンの口直しにスズメに混じってご飯粒を食べることもあります。

ウグイスは目尻にスッと入ったラインがなんとも言えず
さながら、『和服姿の“姐さん”』といった雰囲気。
「うちで ご飯食べてるんだから、春になったら少しは我が家の庭でも
鳴いてよぉ〜」と母は言っています。

そして、ご飯もミカンも、とにかく何でも食べる大食漢のヒヨドリ。
あまりお行儀が良くなく、食べ散らかすといった感じのヒヨドリは
周りの鳥たちからも少し煙たがられているように思うのは
気のせいでしょうか。

ごくごくまれにジョウビタキ。
私はまだ、しっかりとお目にかかったことがありません。
が、母曰く水浴びをして(鳥の水浴び用に水を貯めてあります)、
「見て見て〜!私の羽、綺麗でしょ」と広げて見せていたとか、いないとか。


ずっと見ていると、それぞれの性格(性質?)がだんだんわかってきて
面白いです。
一昨年は、さらにシロハラ、アオジといった鳥が来ていましたが、
去年の冬はついにお目にかかれませんでした。
鳥たちの世界も生きていくのが大変なのかもしれません…


とはいえ、我が家の庭で私たちの目を楽しませてくれる鳥たち、
「今年も、ようこそ我が家へ!待ってたよ〜!!」


と、、、これだけ鳥について語りながら、写真が一枚もないのは、
写メを撮ろうとすると その音で逃げてしまいピンボケになってしまうから…
「もっと慣れさせて いつか、綺麗な写真を撮る」密かな願望です。




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