2019年4月11日木曜日

深夜の保存食作り

大食いではありませんが、食べることが大好き、
会社で一日に何度も「お腹すいた」と呟いているOP Nです。
美味しいものを食べるだけで、ストレスも不思議とどこかへ行ってしまう気がします。
そういえば、このブログにも食べものの話しか書いていないような…笑

今日は「食べもの」ではなく「美味しそうな料理が出てくる本」、
古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズを紹介したいと思います。
かつてはイケメンのエリートサラリーマン、
今は病気と闘いながらドラァグクイーンをしている
シャールさんが営む「マカン・マラン」というお夜食カフェが、この小説の舞台です。
カフェにはいろんな悩みを持った人が集まってくるのですが、
皆シャールさんの言葉と料理に力をもらい、それぞれの道へと進んでいきます。
人一倍 濃い人生を歩んできたからか、その言葉はどれも勇気をもらえるものが多くて。

私も真似したいな、と思ったのが、シリーズ3作目の第1話「妬みの苺シロップ」の一コマ。
悩んだり、辛かったりして眠れないとき、シャールさんは夜な夜な保存食を作ると話します。
オレンジビネガー、林檎のローズ煮、フルーツのシロップ、ほかにもたくさん。
恨み、妬み、つらみ…そんなあれこれ、汚い感情すべて詰め込んで、漬けて、煮込んで。
時間が経つと、しっかり美味しく食べられるというのが、いいなあと思いました。
苦しいときには無理をしない、肩の力の抜き方が上手ですよね。

いつかやってみたいと思っているのですが、
私は生まれてこのかた「眠れない」という経験をしたことがありません。笑
夜になれば眠くなるし、朝になればお腹もすきます。
心も身体も元気に、毎日過ごせていることに感謝です!

さて、話を戻して…
ずっと新刊を楽しみにしていたのですが、昨年11月発売の4作目でついに完結。
終わってしまうのが寂しくて、買ったは良いものの まだ読めずにいました。
でも、こうして久しぶりに思い出して、今は「やっぱり読みたい!」という気持ちでいっぱいです。

ちょうど明日から3連休を頂いて旅行に出かけるので、旅のお供に持って行こうと思います。


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