大食いではありませんが、食べることが大好き、
会社で一日に何度も「お腹すいた」と呟いているOP Nです。
美味しいものを食べるだけで、ストレスも不思議とどこかへ行ってしまう気がします。
そういえば、このブログにも食べものの話しか書いていないような…笑
今日は「食べもの」ではなく「美味しそうな料理が出てくる本」、
古内一絵さんの「マカン・マラン」シリーズを紹介したいと思います。
かつてはイケメンのエリートサラリーマン、
今は病気と闘いながらドラァグクイーンをしている
シャールさんが営む「マカン・マラン」というお夜食カフェが、この小説の舞台です。
カフェにはいろんな悩みを持った人が集まってくるのですが、
皆シャールさんの言葉と料理に力をもらい、それぞれの道へと進んでいきます。
人一倍 濃い人生を歩んできたからか、その言葉はどれも勇気をもらえるものが多くて。
私も真似したいな、と思ったのが、シリーズ3作目の第1話「妬みの苺シロップ」の一コマ。
悩んだり、辛かったりして眠れないとき、シャールさんは夜な夜な保存食を作ると話します。
オレンジビネガー、林檎のローズ煮、フルーツのシロップ、ほかにもたくさん。
恨み、妬み、つらみ…そんなあれこれ、汚い感情すべて詰め込んで、漬けて、煮込んで。
時間が経つと、しっかり美味しく食べられるというのが、いいなあと思いました。
苦しいときには無理をしない、肩の力の抜き方が上手ですよね。
いつかやってみたいと思っているのですが、
私は生まれてこのかた「眠れない」という経験をしたことがありません。笑
夜になれば眠くなるし、朝になればお腹もすきます。
心も身体も元気に、毎日過ごせていることに感謝です!
さて、話を戻して…
ずっと新刊を楽しみにしていたのですが、昨年11月発売の4作目でついに完結。
終わってしまうのが寂しくて、買ったは良いものの まだ読めずにいました。
でも、こうして久しぶりに思い出して、今は「やっぱり読みたい!」という気持ちでいっぱいです。
ちょうど明日から3連休を頂いて旅行に出かけるので、旅のお供に持って行こうと思います。
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