2018年9月13日木曜日

読書感想文『三国志』



私が『三国志』を読み始めたのは昨年、厳冬でした。
読み終わった時には桜が舞ってました。3ヶ月かかってます1年の1/4! 
毎日必ず何章かは読んでこれですよ。
率直な感想としては、長い話でした…。

『三国志』の後は『封神演義』『水滸伝』、できれば『聊齋志異(中国の怪談集♡)』までいきたかったのですが、『三国志』に負けず劣らずの長編であるそれらを相手にすると、他の本が全然読めなくなるので、もうパス。
『封神演義』は藤崎竜のマンガに頼ります。どなたかコミック持ってたらお借りしたいです! 私、ネットマンガ嫌いなんです。
『水滸伝』はマンガ喫茶で横山光輝先生の名作を読むとして、『聊齋志異』は…保留。

肝心の内容の感想ですが、それはもう面白かったです!
どこがって、話の展開が早い、どんでん返しがある、言葉に含蓄がある、計らいが粋など色々ですが、私的一番はスケールの大きさでしょうか。
なにしろ舞台は、国土って日本の何倍?の中国です。
たとえば「劉備のところに、隣国の王の手紙を持った使者が来た。劉備は対応策を考えるために使者を待たせて、離れたところにいた孔明を呼び寄せた」みたいな描写がありました。
客を待たせて部下に会うのが許される距離とは、仮に劉備が天文館にいるとして、孔明は中央駅かな?とか思いましたが、とんでもない、調べたら、孔明は熊本駅にいました。
誠に遠路わざわざ~。
そして使者は「待たせた」というより「泊まらせた」ではないでしょうか~。
このあたりが、島国で暮らしている私には斬新で、最初は付録の地図と首っ引きで読んでいたのですが、そんなことしてたら読了に1年かかることが分かったので、投げ出しました。
たぶん『三国志』の面白さの1割は捨てたでしょう。
悔やまれます。
ハリーポッターの魔法学校地図みたいに、登場人物の所在地が浮き出る地図を開発してくれないですかね、出版社かゲーム会社が。
そしたら私、買う。
このブログ、届け任天堂に!

『封神演義』コミックの情報お待ちしてます!のH山でした。

 

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