2018年3月26日月曜日

恩返し

 マコセに入社し 早5年。光陰矢のごとしとはよく言ったもので、あの日25歳だった私も気がつけば30に。「変なギャルをつれてきたら承知しない」とよく口にしていた母が「あんたもいつか結婚して身をかためるんだから 貯金はしなさいよ?」と真面目に言ってくるようになり、自分ももう 気軽に恋愛が出来ない年齢に、親に結婚の心配をされるようになったのか… と絶望にうちひしがれています。
こんにちは I釜です。最近 将来について色々考えてしまいます。中でも特に感じるのは
祖父母とあと何回話が出来るのか、恩返しができるのか、ということ。
実は私が来た頃から少しずつ祖父の記憶があやふやになっていき、今では祖母のことすら
わからない状態に。近所の方や従兄弟の手をかりてだましだまし介護してきましたが、ちょっと介護の仕事をしていたくらいの私では全く何も出来ず、十分なサービスを受けられるよう近くの特養に入所しました。私は今 休みの日、何か予定がない限りは祖母を祖父のもとへ連れて行きます。全く会話がかみ合っていなくても、楽しそうな二人を見て 少しでも恩返しになれば、そう思っているのです。墓参りも  そう。そこで会う親戚と会話を弾ませる祖母を見たいため 出来るだけ一緒の時間を設けています。注いでもらった愛情を考えれば まだまだ足りないですが、これからもずっとふたりに恩返しをしていきたいと思います。その時間が 出来るだけ長かったらいいなぁ… それが私のささやかな願いです。

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