2015年5月11日月曜日

嫁と姑の絆

先日、祖母が亡くなりました。おじいちゃんが亡くなった15年前は まだ学生で、県外にいたこともあり、いろいろな後悔の思いから誰かに支えてもらっていないと立っていられないほど泣きましたが、今回は、時々涙ですみました。


それはきっと、おばあちゃんが大病を患ったわけではなく、ゆるやかに年をかさね、静かに息をひきとったから。
旦那の顔を見せ、一緒にお見舞いに行き「おばあちゃんが一番かわいいね」と声を掛けることができていたからだと思います。

納棺の時、嫁である母はかわいらしいピンクの服を入れるのだと用意していました。それは、おばあちゃんが半世紀以上も大切に保管していた亡き娘の洋服でした。小学6年生の時 日本脳炎で他界した娘のことをおばあちゃんは ずっと忘れられず、毎朝毎晩お経をあげ、当時来ていた洋服も大切に大切に保管していました。おばあちゃんが、庭に植えていた「らっきょう花」も亡き娘が好きで育てていた花を絶やさず守ってきたものです。

そのことを一番よく知っていたのは、嫁である母でした。よく喧嘩もしていたけれど、母が誰よりもおばあちゃんのことを よく分かっていたのだと、葬儀の時に改めて思いました。「ばあちゃん、ばあちゃん」と涙を流す姿を見て、嫁と姑ながら深い絆で結ばれていたのだと思いました。私もいつか、そういう絆が結べるよう、新しい家庭を築いていきたいと思った次第です。

葬儀の際は、マコセの皆様のお力添えを賜り「おばあちゃん幸せだよ」という見送り方ができました。感謝、感謝です。


取●





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