2014年4月10日木曜日

生みの苦しみは、感謝と喜びに続く架け橋



「じゃあいきますよー。
   全部吐いてー、大きく吸ってー………、
   はい、いきんで!!」
「っ〜〜〜〜〜!!!」
「お尻を下に押しつける感じ!」
「お腹にぐっと力入れて!」
「いいよ、そのままそのまま!頑張って頑張って!」
「っ〜〜〜、はーーーーーーーっ」
「はい、もう一回!」
「!!!!!(マジで!?)」

…こんな感じのやりとりを繰り返すこと、約2時間半。
陣痛開始から14時間27分を闘い抜いて、
予定日から6日遅れて3月31日17時20分に
4,104gの男の子を出産しました!
いやー、難儀でした!まさに激闘!
よく出産の痛みを例えて
「スイカを鼻の穴から出す感じ」などと言いますが、
そういう次元の話じゃないんですね。
そして、これは色々な人が言うとおり、
全部終わってしまえば しんどかったことなんて
きれいに忘れてしまうものなんですねぇ。
私も今、「どれくらい痛かった?」と尋ねられても
答えが見つかりません。
覚えているのは、出産に立ち会って
左右から絶えず励まし続けてくれた夫と妹の声と、
メガネがなくて よく見えないながらも
痛いほど必死さが伝わってきた先生と助産師さんの様子。
思えば、妊娠がわかった夏から ずっと
大勢の人に支えられ、たくさんの思いやりをいただいてきました。
40週6日、286日の妊婦生活も、
振り返ってみれば本当に幸せで楽しいものだった、と思うばかりです。
仕事をしている間も、産前休暇に入ってからも
「とにかく身体を大事にして」と気遣ってくれた同僚の皆はもちろん、
「困ったことがあったら何でも相談しておいで」と言ってくださった社長も
大きなよりどころでした。
皆さん、本当にありがとうございました!




…ということで、私の妊婦生活並びに出産というビッグイベントは
無事に終わったわけですが。
それは同時に、ママ1年生の生活のスタートでもあります。
初めてのことばかりで試行錯誤の毎日になるでしょうが、
これから1年、また皆の助けをもらいながら
いただいたお休みを大事に使って
新しい命に寄り添っていきたいと思います。
そして、またお礼状作りに復帰した時、
よりいっそう ご遺族に喜んでいただける文章を書けるよう
心を養っていこうと思います。
その時には またどうぞよろしくお願いします!

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