2012年5月18日金曜日

続・母の日


二日おいて再び母の日ネタでなんとも申し訳ありません…。
入社三ヶ月、まだまだ失敗だらけの新人渡邉です。

初めてマコセのお礼状を目にした時の何とも言えない感動を今でも覚えています。
叔母が大切に保管していた、二年前の叔父の告別式のお礼状でした。
そこにはよく知る叔父の生き生きとした生前の姿や、家族からの想いが綴られていました。

そして縁あってお礼状の製作に携わらせて頂くようになり、私の中で最も変化したことは、両親に対して随分と優しく接するようになったことだと思います。

もし今、突然に家族がいなくなってしまったら…
本当にお辛い中、悲しみをこらえながら大切な故人様について話して下さるご遺族様。
深い悲しみと共に、こうしてあげれば良かった、こうすれば良かったと悔やまれているお気持ちが伝わってきます。

わたし、親孝行してきただろうか…特に母とはケンカばかり。
もし今母が亡くなったら絶対後悔するはず…
親孝行って親が生きてるうちにするものだよなぁと考えていました。

前置きが長くなりましたが、母の日の前に何が欲しいか母に聞いてみました。
すると、思いもよらず、私と一緒に「ただ」出掛けたいとのこと。
そういえば、入社してから母と休みがなかなか合わず、ゆっくり話す時間もありませんでした。

とりあえず準備をして車で出発。
母の希望の映画(テルマエロマエ)を観て、母の希望のお店で食事をして、カーネーションを買ってあげ、映画の感想など話しながら時は過ぎ…「ちょっとは親孝行できたかな?」と思っていましたが、話をするうちに職場を変わった私のことを案じてくれていることが分かりました。
ゆっくり話す時間を持とうとしてくれていたんだと。
母の優しさを感じました。

いつか母のお礼状を書くとしたら、書きたいことがたくさんあります。
受話器の向こうから故人様とのかけがえのない思い出や、伝えたい想いをお話下さるご遺族様のお気持ちを身を持って感じた日でした。





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