2012年3月16日金曜日

小説が映画化


という話はよくありますよね〜
小説だけに限らず、マンガの実写化もあったりして「こんな世界じゃないだろっ!!!」と
憤りを感じる作品もあったりなかったり…?笑
映画館で観るより、自室で静かに寝ながら観るのが大好きな出不精の私が
2つのおすすめ作品をご紹介いたします!

〜ひとつめ〜
森絵都著書の『DIVE!!』

この小説に出会ったのは私がまだ高校生の時でした
飛び込みというあまりメジャーじゃない競技に目を向けて
繰り広げられるストーリーは夏がよく似合う作品です
高い高い飛び込み台を上るまでの緊張感
演技をしようとダイブをして、プールに落ちるまでの高揚感
どれをとっても丁寧に書かれていてカッとなります笑
主人公はまだまだ青臭い中学生です

けれど『ダイヤモンドの瞳』をもった逸材

それに気付いてしまうコーチ。それに嫉妬してしまう仲間達
それがどうした、と闘志を燃やすライバル
大きな目標に向かって「すべて」を懸けて挑むことはとても難しいことだけれど
若さゆえの一途さや思い込みの激しさ(笑)にあふれた甘酸っぱい作品です
映画化もされて、かなりイメージぴったりの仕上がりになっています
ダイヤモンドの瞳を持った少年は、オリンピック出場への切符をかけて果敢に挑む強い心を手にします

〜ふたつめ〜
嶽本野ばら著書の『下妻物語』
この作品を読んだのも高校生の時でした
この方の作品はぜんぶ?読んだような気がします
「それいぬ」という本もオススメです
映画は深田恭子ちゃんと土屋アンナちゃんが演じているのですが
もうぴったりです!!!
お洋服へのこだわりにあふれた約2時間の映画。

ロココ文化に心を奪われてしまった主人公・桃子は、お姫様街道を貫く高校時代を過ごします
周りからはもちろん浮いた存在であり、お友達はひとりもいません
ひょんなことから出会いを果たしてしまったイチコは町を50のバイクで駆け回る暴走族!
どう考えても相容れない二人が友情という『絆』を育むお話です

「酸いも甘いも噛み分けた経験豊富なレディなんて、最悪!
酸っぱいものは食べたくないの。 甘いものだけでお腹をいっぱいにしていたいの」
そう言ってお菓子しか食べないポリシーの強さにびっくり!
けれど真っ直ぐな思いを貫く姿勢は誰よりも輝いてみえる素敵な作品です
作中のお洋服は実際に着るには勇気のいるものばかりだけれど、
見ている分にはとても可愛らしいものばかりで
ファッションも見どころのひとつだと思います!
すべて同じところのブランドで統一されているのですが
まるで中世ヨーロッパのお姫様ドレスのようです


最後にこのお話で出てくる2番目に好きな言葉で締めようと思います…
(一番大好きなのは上のセリフ)
このふた作品、気になった方は観てみてください♪

― 人間は大きな幸せを前にすると 急に臆病になる
幸せを勝ち取ることは不幸に耐えることより勇気がいるの



迷って悩んでを繰り返して かっこ悪くたって
いつだって真っ直ぐに生きて
思い描いた夢を現にするくらいの根性だけは失わずにいようと思う上入佐がお届けしました
















写真は先日足を運んだ指宿の温泉です
目の前には海しかないという絶景!
船が目の前を通過して行ったんですが、私の目ではっきり見えたのなら向こうも同じ。
大きく手を振ってやりました。フフフ

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